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2007年4月
 一般的には同一姿勢の取り過ぎや姿勢の悪さが上げられますが…
『 肩こり 』 をこう考える

オステオパシー

ひまわり整体院 / 安田 博美津 先生
肩こりは日本国内に見られる特有の症状であるところから、日本の生活習慣・住居形式が関係しているところ多いと思われます。確かに、心臓(左肩)や肝臓(右肩)の疲労および異常から反射区的にそれぞれの筋肉部に異常感覚(纐纈などにより)が表れることは、西洋医学でも知られている所であります。しかし、それらは欧米人たちはバックペイン(背部の異常・痛み)と表現されているところを見ると肩こりに関係性はあるかもしれないが肩こりそのものとは言い難いと思われます。

日本人と欧米人との違いは、概観で比較すると異なるのは姿勢の良し悪しです。一つの原因として徴兵制が挙げられます。軍隊でまず教育されるのは、行進や起立の姿勢です。戦前戦中の日本の兵役を経験された方は、老後も姿勢も良いといいます。だから、周りの人達にも姿勢を注意したし、正しい姿勢を指導できたのでしょう。欧米や徴兵制を布いている国々は同じことが言えると思います。

構造的に日本人は前方頭位姿勢(正しい頭の位置よりも前方に位置している状態)の方が多く、特にパソコン系の事務職にその傾向が見られます。また、商業主義的な飲食店がその営利を追求し過ぎた為に、日本人全体が「食」の重要性を忘れさせ、早食い・食べ過ぎ傾向に傾き、慢性的な内臓疲労を作り出し、その結果緩やかな猫背状態を生み出し、前方頭位姿勢を助長することで、肩に関係する僧帽筋などが緊張しやすい状態を作り出し肩こりを作り出すと考えられます。また内臓疲労は腰筋を硬くするだけでなく、肋骨下部(肋間筋など)も硬くし、後に全肋骨に波及し、肩の土台である肋骨が硬くなると、肩こりや肩関節周囲炎を発症しやすくする為、粗悪な食生活からの肩こりも見逃すことはできません。そして、肝臓と目は関係(経絡上)し、飲みすぎ食べ過ぎ・早食いから肝臓へのダメージが大きくなると目も悪くなりやすく、視力が落ちる為に、物を良く見ようとして前方頭位姿勢になることも見逃せません。


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