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イギリスやオーストラリアなどを中心に系統化され、発展してきたリメディアルセラピー
その技術を習得し、日本で普及活動を行うため「日本リメディアルセラピー協会」を設立
現在、協会の代表として公演やセミナーを行い、施術者育成に取り組むと同時に
施術の現場にてリメディアルセラピストとしても活躍中。
日本リメディアルセラピー協会 http://www.remedialtherapy.jp/

目次
1.リメディアルセラピー 1ページ
2.帰ってきて見えたもの
3.10ステップスクリーニング 2ページ
4.身体の何を見るのか
6.教育の水準 3ページ
7.取材後記

野中 リメディアルセラピーという療法は日本ではあまり聞きなれない名前だと思うのですが
    まず、リメディアルセラピーを簡単にご紹介して頂けますか。

森岡 そうですね、リメディアルセラピーというのは例えば筋膜リリースやトリガーポイントなど
    既に体系化されている様々なテクニックの特徴的な部分を統合し、
    10ステップスクリーニングと呼ばれる観察法により効果的に使いこなしていく総合的なセラピーです。
    ですから、リメディアルセラピーを学ぶという事は
ベーシックな手技療法の土台 を築くようなものです。
    
野中 なるほど、このセラピーはもともとオーストラリアやイギリスなどで体系化されたものだと聞いていますが
    例えばオーストラリアではどのような位置づけになっているのですか?

森岡 オーストラリアという国はスポーツがとても盛んな国ですが
    その中でスポーツケアとしては欠かせない存在として確立されています。
    主にボディバランスや状態の把握などのメンテナンスを受け持つのですが
    
物理療法士やドクターなどとチームを組んで 選手のケアに取り組んでいます。
    

    ドクターと情報を共有できる位の医学的な知識を持ち合わせているスペシャリストとして
    非常に信頼を得ている立場にはありますね。

野中 なるほど、日本ではまだ聞きなれない名前ですが、しっかりと体系化されているのですね。

森岡 リメディアルセラピーの手法の中には多くの方々が知っているものが多々あります。
    ですから、リメディアルセラピーという療法がある!というよりは
    色々な技術を持ち寄って「心身を整える」という
最終的なゴール を目指していこう! という方が正しいですね。



野中 ところで、先生はオーストラリアで3年間過ごされたそうですが、
    日本でリメディアルセラピーを普及し始めて、日本の医療界について何か感じたことはありますか?

森岡 そうですね、いくらオーストラリアでは認められているといっても日本では数ある民間療法の一つですから
    医療現場への普及はなかなか大変です。今の現状として感じるのは 
「分野の壁」 ですね。

    例えば分かりやすいところで、国家資格団体の勉強会に民間資格者はなかなか入っていけませんよね。
    もちろん、資格の有無というのは、やれる事が違うという点では分ける必要はあると思いますが
    お互いの考え方や知識などを 
共有できないシステム というのは全体的にはプラスに働かないと思います。
    もっと、お互いにオープンな関係になれると良いと考えています。

野中 そうですね。日本の場合、歴史的な背景や法律の事もありますので複雑ですが
    確かに国家資格者と民間資格者の間で、何となく距離を置いている空気はあります。
    同じ
「医療を支える者」 同士としては、牽制しあっても意味は無いと思います。

    ・・・とは言いつつも、競合会社のような側面がどうしてもありますから
    経営が絡んでくると「仲良く」というのは難しいのかもしれません。

森岡 今までリメディアルセラピーの体験会などの普及活動を行ってきた中で、国家資格の方々にも
    参加して頂きましたが、 「縦割りの中で、ポンッ と横に飛べてよかった」 などのご意見を多く頂いています。

    国家資格も民間資格も、目指すゴールは同じだと思うので本筋を考えれば
    
優先すべきは情報の共有 ではないでしょうか。

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